Curso de japonés/Comprensión auditiva 1
Apariencia
Lee mientras escuchas la narración en japonés del comienzo de la novela clásica de Natsume Soseki Bocchan.
- おやゆずり の むてっぽう で こども の とき から そんばかりしている。 しょうがっこう に いる じぶん がっこう の にかい から とびおりて いっしゅうかん ほど こし を ぬかした こと が ある。 なぜ そんな むやみ を した と きく ひと が ある かもしれぬ。 べつだん ふかい りゆう でも ない。 しんちく の にかい から くび を だして いたら、 どうきゅうせい の ひとり が じょうだん に、 『いくら いばって も、 そこ から とびおりる こと は できまい。 よわむしやあい、』 と はやした から で ある。 こずかい に おぶさって かえってきた とき、 おやじ が おおきな め を して 『にかい ぐらい から とびおりて こし を ぬかす やつ が あるか、』 と いった から、 『この つぎ は ぬかさず に とんで みせます、』 と こたえた。
- しんるい の もの から せいようせい の ないふ を もらって きれい な は を ひ に かざして、 ともだち に みせて いたら、 ひとり が 『ひかる こと は ひかる が、きれそう も ない、』 と いった。 『きれぬ こと が ある か、なんでも きって みせる、』 と うけあった。 『そんなら、 きみ の ゆび を きって みろ、』 と ちゅうもん した から、 『なんだ ゆび ぐらい この とおり だ、』 と みぎ の て の おやゆび の こう を はす に きりこんだ。 さいわい ないふ が ちいさい の と、おやゆび の ほね が かったかった ので、 いまだに おやゆび は て について いる。しかし きずあと は しぬ まで きえぬ。
Preguntas
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